トップページ > 骨の成長を考えた身体づくりとは> 骨の成分について
多くの人が「カルシウム=骨」と思っているのではないでしょうか。
確かにカルシウムは成長期の子供には大切な栄養素ですし、骨自体を形成するうえで重要ではあります。
しかし、骨を成長させる成分で最も重要な役割をしているのは、たんぱく質です。
たんぱく質と聞くと、「筋肉では?」と思う方もいると思いますが、たんぱく質から作られるアミノ酸が実は重要なのです。
コラーゲンという言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
コラーゲンと聞くと「お肌にいい」というイメージを持っていると思いますが、実はこのコラーゲンが骨の最大の栄養なのです。
コラーゲンはたんぱく質が分解されてできる成分で、このコラーゲンがカルシウムをはじめとするミネラルと結びついて骨は作られていきます。
わかりやすく言うと、カルシウムは骨の丈夫さを出す栄養素で、コラーゲンが骨の成長、柔軟性を出す栄養素なのです。
ビルに例えると、カルシウムは鉄筋、コラーゲンはコンクリートみたいな関係です。
コラーゲンをとるためには、普段の食事でたんぱく質をとる必要があります。
しかし食事から摂るたんぱく質は100%吸収できません。
例えば牛肉100gを食べた場合、体内に取り込まれ、栄養として活用されるのは10%〜30%程度と言われています。
実際に成長期の子供が、骨の成長に必要なコラーゲンを生成しようとする場合、1日220〜300gのたんぱく質が必要と言われており、小学生などが摂るには大変な量になってしまいます。
しかしコラーゲンは、たんぱく質を摂取しても直接吸収されるわけではなく、たんぱく質の摂取→アミノ酸に分解→コラーゲンの生成というプロセスが必要で、必ず一度アミノ酸に分解されてから必要に応じて再合成されるのです。
ですからコラーゲンを上手に生成するためには、アミノ酸の吸収効率をいかに良くするかが重要なポイントなのです。
そこで、必要な栄養素を手軽に摂取するために注目されているのがアミノ酸の単体摂取です。
弊社製品の「トータルアップ」に配合されているアミノ酸は、L型アミノ酸を使用しており、通常他のサプリメントに多く使われているD型アミノ酸に比べ抜群の吸収効率で、体に負担をかけることなく摂取することができます。
しかし、サプリメントだけ摂っていれば良いというわけではありません。
成長期の子供は1日3食、規則正しい食生活、バランスのとれた食生活が健やかな成長には欠かせない要素です。